星宮いちご、結婚します! ~ 神崎美月編

潮の香りに包まれて 「お待たせしました、ワッフル10個です」 「うん、ありがとう!」 「いつもありがとうございます」 「また来るねー」 いつものワッフル屋さんで差し入れを買って、すぐ隣の倉庫に入る。……見た目はタダの倉庫だけれども、ここに美月が事務所を構えてから、もう8年になる。 「ほのかっち、おっはよー」 …