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AoiMoeのおはなし

アイカツロス症候群のリハビリ活動二次創作

氷上スミレと大きな椅子 ~ 解説

氷上スミレと大きな椅子 作品解説 アイカツ! アイカツ!二次創作

本編はこちら:

aoimoe.hatenablog.com

 これの元ネタは、いうまでもなく江戸川乱歩の「人間椅子」。最初は霧矢先輩が椅子の中に潜んでいろんなアイドルを座らせていちいち穏やかじゃないって言うだけの話にしようかと思ったのだけれども、そんな話ばっかり書いてたら、お前の中の霧矢先輩像は一体どうなってるんだと脳内俺からお叱りを受けたので、別の人を選ぶことに。

この話は、スミレ、あかり、ひなき、珠璃、まどか、凛が、寮の誰かの部屋に集まって、怪談会をやっているという体となってます。明らかに「彼女」は氷上スミレ自身がモデルで、「女の子」は大空あかりがモデルなのですが、ここではみんなに察しが悪くなってもらって、椅子の中からストーキングをしていたのも、雨漏りでルームメイト変更のきっかけを作ったのも氷上スミレだったということに気付いたのがまどか一人ということにしてあります。

スミレが語った話は、先輩から聞いたと言っているのも、いつの話か分からないというのも明らさまなブラフで、スミレ自身の創作ですね。でも、どこまでが事実なのかは、書いた私も良くわからない。おそらく、場違いな椅子が休憩室に置いてあったということと、図書館に入り浸っていたというあたりは確実に事実が反映されていると思うし、その図書室でいろいろ読んだんだと思います。まあ、その中に江戸川乱歩の奇譚があってもおかしくないだろうということで。他の子たちは、当然「人間椅子」なんてものは知らない。

もともとの「人間椅子」も、一応ああいうオチをつけてはあるものの、あのオチではいろいろと腑に落ちない部分が残るわけですが、この話では、まどかを怖がらせることができただけで、氷上スミレ的には成功ということになるのだと思います。